国際決済に使用される通貨には、世界中に流通するだけの特徴を備えている必要があるようです。

ビジネスマンのための金融資料〜外国為替について〜

国際決済の基本

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海外との決済には、自国通貨のみで、行うことができません。
必ず外国為替を伴うことになり、国際決済として、通用する通貨を必要とします。
英語では、ハードカレンシーと呼ばれるもので、国際決済通貨とも言われています。

国際決済通貨は、国際市場で自由に利用できることが前提ともなっています。
しかし、それ以外にも種々の条件を必要としています。
まず、広く世界に信用性のある通貨です。
たとえば、ドルであれば、現在の基軸通貨であり、国際経済機関などでも、経済統計などで利用され、国際的な通貨単位の中心ともなっています。
また、財との関係も考慮されます。
これは、当該通貨の発行国との関係になりますが、通貨発行国が種々の財を産出している必要があるようです。
これは、あらゆる場面で、当該通貨が使用されるケースがあるため、発行国がそれに関係していないということであれば、決済としては、不十分とも言えるでしょう。
さらに、国同士の銀行で使用できることが前提です。
外国通貨の中でも、当該国の中でしか使用できないローカル通貨がありますが、そういうものでは、世界に広く行き渡るべき国際決済通貨にはふさわしくないということでしょう。
これらのほか、換金が世界中で可能である必要があります。
先に合ったように、ローカルな通貨であれば、これは不可能であることは、言うまでもないでしょう。

以上のことから、現在国際決済通貨として認められているのは、ドル、ユーロ、ポンド、そして、円が代表的です。
さらに、スイス・フランやカナダ・ドルなども、それらに次ぐ国際決済通貨として、認められているようです。

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